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看護師が予防医療に携わるメリット

国民の健康意識の高まりや高齢化などの影響を受けて、予防医療に関する様々な取り組みを行っている総合病院や診療所の数は年々増加の傾向が見られます。
特に、地域医療に根差した医療機関においては、子供からお年寄りまで様々な立場の患者に対して専門的なケアができる看護師が重宝されています。
予防医療に携わる看護師に要求される経験や能力は、それぞれの勤務先の診療方針や患者のニーズなどによって異なりますが、最低限の採血や点滴、バイタルチェックなどの業務を行えるだけでなく、対人コミュニケーションのスキルが高い人は、様々な現場で高待遇で働くことができます。

予防医療の現場で看護師として長く勤務をすると、仕事上で生活習慣病や感染症に関する様々な知識を身に着けることができ、スキルアップの観点から大きな魅力があります。
例えば、規模が大きい総合病院や公立病院などでは、在職中の看護師を対象に、院内で定期的に予防医療に関する研修を行ったり、研究機関などが実施するセミナーの受講を推奨したりするところも少なくありません。
また、専門看護師や認定看護師のライセンスの取得を目指す看護師へのフォローに力を入れている医療機関も増えており、予防医療のスペシャリストとして活躍の場を広げることもできます。
そこで、予防医療の仕事に関心があれば、各地域で多くの高齢者から支持されている医療機関の取り組みについて、就職相談会や職場見学会などの際に確認してみましょう。

なお、予防医学の一環として各種検診を行う検診センターの仕事にも近年注目が集まっています。
検診センターは病気を治す場所ではなく病気を早期発見するところなので、看護師には素早く検査や採血を行うスキルや高いコミュニケーションスキルが求められます。
(検診センターについての詳細はこちら
# by chiii25wakana | 2020-11-02 06:57

予防という観点からケアに携わる。


by chiii25wakana